さくらんぼ通信 お彼岸特別号

行事予告

秋季彼岸会法要

暑かった今年の夏も終わり、爽やかな秋が訪れます。そして、秋のお彼岸の時季でもあります。

「末代の凡夫 出生して 法華経を信ずるは、
人界に仏界を具足するが故なり」(観心本尊抄)

 お題目を唱題受持するということは、始成正覚の仏(インドに出生された釈迦牟尼仏)になることではありません。信じ唱えることによって、外からの現証は見えなくとも、仏界を具している浄らかな仏の境地を生きることなのです。
 本来具足している仏知見を開き、悟り、他に行動として示し、人の道を成就することです。
 お題目受持の者は、久遠本仏の御弟子に疑いなき者であり、宗祖日蓮大聖人に列なる法華経の行者です。またお題目の信仰は、お釈迦様のお心を頂くこと、お釈迦様の大良薬を服することを意味します。
 立正寺の本堂にて、信行唱題し、お釈迦様のお心に触れ、大良薬を服しましょう!

しを(潮)のひ(干)ると みつ(満)と
月の出といると
夏と秋と、
冬と春とのさかいには
必ず相違する事あり
凡夫の仏になる
又かくのごとし
             『兵衛志殿御返事』

 お彼岸のお中日の夜明け、秋の星座は、薄明の空に溶け太陽は真東から昇る。昼と夜の長さが等しい天空の大いなる正午。  ご先祖と大地の恵みを心に刻み、正しい教えと涼風に導かれご家族お揃いで立正寺にお参り下さい。


お塔婆を受け付けております。
お申し込みは同封のハガキでお申し込み下さい。

大・・・二千円
中・・・千円
小・・・五百円(ご自宅の仏壇に納められます)

宗祖日蓮大聖人第727御遠忌お会式鬼子母尊神ご遷座・ご開帳法要
11月2日(日)

 鬼子母尊神さまいよいよご本堂脇陣にご遷座なされます。  本年2月、ご祈祷大荒行堂を出座なされた尊神さまは、増々御威光倍増なされ、立正寺にて日々法華経題目信行受持の我らを根本より御守護下さっております。

 来る11月2日 午前11時30分より尊神さまの功力を頂戴せるご遷座法要・法楽加持祈祷を伝師上人をお招きし、厳修致します。

 ご加護を頂戴せんがため、ご家族様お揃いでご参集下さい。引き続き、万燈行列 宗祖日蓮大聖人第727御遠忌 お会式法要を奉修致します。

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行事報告

身延山・七面山参拝報告

お万の滝写真1:お万の滝

敬伸院本堂前で記念撮影写真2:敬伸院本堂前で記念撮影

二之池写真3:二之池

七面山の山道の様子写真4:七面山の山道の様子

久遠寺組写真5:久遠寺組

青天の八月二日・・・  立正寺を朝七時に出発し、中央高速道路を一路身延山へ向かいました。

 清瀬(すみせ)(七面山登山口)に到着。「お万の滝」の前で記念撮影(写真1)を致しました。

 その後、登山組と久遠寺組に分かれました。
 梅雨明けの真っ青な青空の下、清らかな汗を流しました。

 七面山登山組は、朝4時起床です。ご来光参拝の後、敬慎院本堂(写真2)で行われる朝勤に出ました。

七面山「敬慎院」泊

一之池
 法華経の修行者を末代まで守護をすると日蓮聖人に誓った龍女「七面大明神」の御池

二之池 (写真3)

奥の院

下 山

  • 登り口…
  • 一丁目
  • 十三丁目   肝心坊
  • 二十三丁目 中適坊
  • 三十六丁目 晴雲坊
  • 各坊にて一休み…
  • 頂上…
  • 五十丁目

 久遠寺組は、日蓮大聖人のご廟所はじめ、身延山周辺のお寺などを散策いたしました。

 午後には合流し、昼食(ゆば料理)を頂き、帰路につきました。

参加者二十三名
 七面山登山組 十五名
 久遠寺組    八名

茶道教室のお知らせ

ご指導 表千家 須藤幸子先生ご指導 表千家 須藤幸子先生

 茶道教室を毎月一回、立正寺客殿(和室)にて行っております。
 初心者の方もお気軽にご参加下さい。
 袱紗(ふくさ)茶道用御扇子(せんす)をお持ちの方は、ご持参下さい。お持ちでない方は、ご連絡下されば、先生がご用意して下さいます。
 実費三千円です。

第二回お稽古の様子第二回お稽古の様子

八月のお稽古は・・・

● 三十日(土) 一時より

浴衣でお手前を致します。白足袋をお持ち下さい。

立正寺の日記
8月15日(金) 終戦記念日
 猛者の中、12時から本堂にて大東亜戦争戦死戦没者慰霊・世界平和祈願法要を行い、20余名の方々が参加されました。
 戦争で尊い今を失った多くの方々へお題目もって追善のご供養を致しました。そして、全世界が未来永劫平和であり続けるよう心より願いました。
8月16日(土)
午後2時より、メモリアルガーデン調布にて、盂蘭盆会施餓鬼供養法要を厳修致しました。

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コラム

お数珠について、よく知っておこう
法華宗のお数珠 菊房数珠(きくぶさじゅず)
菊房数珠(きくぶさじゅず)の図珠の数等の詳細
お数珠の種類
1 装束数珠(しょうぞくじゅず)
儀式用で、主に僧侶が使う。
房は広がった「導師房」、珠は水晶などの貴石やポダイ樹の実などを用いることが多い。
2 勤行数珠(ごんぎょうじゅず)(普通仕立)
一般用で、僧侶・檀信徒(だんしんと)ともに使う。房は、菊房や珠房(たまぶさ)とよぱれる小さいもので、珠も自然木や木の実でつくられることが多い(最近では、石をもちいたものもある)。
正しい数珠のかけ方と持ち方

1) おつとめのときは、数珠を1回ひねり、大玉をそれぞれ中指の第1関節にかける。
※右が2本の房、左に3本の房がくるように

数珠を二重にして房を下にして左手にかける。 そして一回ひねる

2) 「掌(たなごころ)」の中に入った数珠をつつむように、静かに両手をあわせる。
※このとき、数珠をこすりあわせたり、もんだりしない

このような形が良い

立正寺「さくらんぼの会」よりのお知らせ

 皆様のご感想やご意見、「こんなことをやりたい」「お店のご紹介」などがあれば、是非ご紹介ください。「さくらんぼ通信」で、どんどん発信していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

ご連絡先
立正寺
03-3370-2418
NPO法人 「ふれあいの会」
0120-140-942
編集・発行/立正寺 さくらんぼの会